ブレーキパッドの交換方法、費用、交換時期について

ブレーキパッドの交換方法、費用、交換時期について

ブレーキパッドは、車を運転するたびに消耗するため、定期的に交換する必要があります。
この記事では、自分で交換する際の手順についてご説明します。

なお、以下でもご説明しますがブレーキパッドは車のブレーキ性能を左右する重要なパーツであり、
適切な交換が不可欠となります。

作業に少しでも不安がある場合は、業者様に依頼をしましょう。

ブレーキパッドの交換方法

作業を行うまえに
ブレーキパッドは車の所有者であれば自分で交換を行う事が可能です。
ただ、ブレーキは車において重要な機能であり、万が一取付を誤り正常に機能しかなった場合、自分だけでなく他人にも危害を与えてしまう可能性があります。

交換は自動車整備士並みに専門知識を持ち、車のメンテナンスを日頃から自信で行っている場合のみです。

少しでも不安がある場合は、業者様に依頼をしましょう。

必要な工具と材料
新しいブレーキパッド《当店のブレーキパッドはこちら》
ジャッキとジャッキスタンド
ホイールレンチ
ブレーキキャリパーツール(Cクランプなど)
ソケットレンチセット
グリース(必要に応じて)
作業用手袋

手順
1.車両を安全に持ち上げる:
ジャッキを使って車両を持ち上げ、ジャッキスタンドで車両を支えます。安全を確保するため、平らな場所で行ってください。

2.タイヤを取り外す:
ホイールレンチを使ってタイヤのナットを外し、タイヤを取り外します。

3.ブレーキキャリパーの取り外し:
ソケットレンチを使ってブレーキキャリパーのボルトを外し、キャリパーを持ち上げます。キャリパーを吊るすためのフックやコードを用意すると便利です。

4.古いブレーキパッドの取り外し:
ブレーキキャリパーから古いブレーキパッドを取り外します。ピストンを押し戻すためにCクランプを使用し、新しいブレーキパッドが収まるようにスペースを確保します。

5.新しいブレーキパッドの取り付け:
新しいブレーキパッドにグリースを少量塗り、キャリパーに取り付けます。

6.ブレーキキャリパーの再取り付け:
ブレーキキャリパーを元の位置に戻し、ボルトでしっかりと固定します。

7.タイヤの取り付け:
タイヤを元に戻し、ナットを締めます。車両をジャッキスタンドから下ろし、ナットを確実に締め直します。

8.ブレーキのテスト:
車両を動かす前に、ブレーキペダルを数回踏んで、新しいブレーキパッドが正しく機能しているか確認します。

ブレーキパッドの交換費用

ブレーキパッドの交換費用は、車種や使用するブレーキパッドの種類によって異なりますが一般的には、以下のような費用がかかることが多いです。
自分で交換するパターンとプロに依頼するパターンの2つでご説明します。

DIYでの交換
工具を持っていて自分で交換する場合、ブレーキパッド自体の費用のみがかかります。ブレーキパッドの価格は通常、前後セットで5,000円~15,000円程度ですが当店では2,380円からお買い求めいただけます。

《当店のブレーキパッドはこちら》

プロに依頼する場合
修理工場やディーラーに依頼すると、工賃が加わります。一般的な費用は、1軸(前輪または後輪)あたり15,000円~20,000円程度です。
ディーラーに依頼するとやや高額になることが多いですが、保証や品質が確保されるメリットもあります。

ブレーキパッドの交換時期

ブレーキパッドの交換時期は、主に走行距離と運転スタイルに依存します。一般的な目安としては、以下の通りです。

走行距離:
通常、30,000~50,000キロメートルごとに交換する必要があります。ただし、車種やパッドの種類によっては、さらに長い間持つこともあります。

運転スタイル:
急ブレーキや頻繁なブレーキを多用する運転スタイルの場合、ブレーキパッドの摩耗が早まります。そのため、交換時期も早くなることがあります。

定期点検:
定期点検や車検の際にブレーキパッドの厚さを確認してもらうことも重要です。パッドの厚さが3ミリメートル以下になった場合、交換が推奨されます。

以上が、ブレーキパッドの交換方法、費用、そして交換時期に関する基本的な情報です。
安全なカーライフを送る為にも、定期的な点検と適切なメンテナンスを心がけましょう。

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